ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
原題: Guardians of the Galaxy Vol. 2
2017 · 2時間16分 · ハリウッド · ★ 7.6 (22,870件)
- サイエンスフィクション
- アドベンチャー
- アクション
たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ”チーム<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、“黄金の惑星”の艦隊から総攻撃を受けることに。 間一髪、彼らを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで感情を読み取れるマンティスだった。ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していき、彼らがなぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望に。 その運命の鍵を握るのは、小さくてキュートな最終兵“木”グルートだった…。
3 行で分かる
スポイラーなし。物語の入口、観賞体験、観終わったあと。
- 1 ガーディアンズの仲間たちが、ピーターの父・エゴの正体を巡って銀河を駆け巡る。
- 2 ヨンドゥの存在感、ベビー・グルートの可愛さ、80 年代音楽の続編。MCU の中で最も「家族」を描く一本。
- 3 観終わったあと、ヨンドゥの最期と Father and Son の音楽が、温かく胸に残る。
6軸スコア
この映画を観た観客の感情体験を6方向で分解。
なぜこのスコアか 余韻:ヨンドゥの犠牲と葬儀「He may have been your father, but he wasn't your daddy」、ベイビー・グルートのダンス、Father and Son ED。MCU 屈指の感情爆発。
- レーダー凡例:
- 泣ける
- 怖い
- 笑える
- 頭を使う
- 没入度
- 余韻
※ prismflick 独自の 6 軸基準による評価です。観方や受け取り方は人によって異なります。 仕組みを見る →
深掘りレビュー
6軸スコアの根拠を、シーンの記憶ベースでもう一段深く。
どんな一本か
前作で寄せ集めの家族になったガーディアンズが、今度は「本物の家族とは何か」を突きつけられる続編。ピーターの前に現れた実の父エゴと、彼を拾って育てた密漁者ヨンドゥ。血のつながった父と、育ての親のどちらが「父親」なのか——騒がしい宇宙活劇の皮をかぶせて、MCU で最も率直に家族を描いた一本だ。
泣ける 3.0——前作から上がった数字の理由
前作の泣ける 2.5 に対し、本作は 3.0。源は終盤のヨンドゥに尽きる。「あいつはお前の父親だったかもしれんが、パパじゃなかった」という台詞は、血縁と養育の対立というテーマを一行で決着させる。葬送の場面に Cat Stevens の「Father and Son」を重ねる選曲も含めて、騒がしい映画が最後の 10 分で静かに感情を回収していく設計は、続編として見事だと思う。
笑える 3.5・没入度 4.0 の配合
笑いの量はシリーズ随一。冒頭、巨大怪獣との死闘を背景に踊り続けるベビー・グルートのオープニングが本作の宣言で、ドラックスの無神経な発言、ロケットとヨンドゥの口喧嘩と、会話の応酬は途切れない。没入度 4.0 は、原色を塗り重ねたソヴリン人の金色、エゴの惑星の極彩色など、前作より一段と派手になった色彩設計による。一方で頭を使う 1.5 の通り、筋立て自体はシンプルだ。
合う気分・合わない気分
前作を観ていることが前提。笑って最後に少し泣きたい、という欲張りな夜にちょうどいい。シリアス一辺倒の映画が観たい気分や、複雑なプロットを味わいたい時には向かない。
2〜3日後に残るもの
宇宙葬の色とりどりの花火と「Father and Son」の旋律、踊るベビー・グルート。余韻 3.5 は、派手な場面ではなく「パパ」という一語の重さで残るタイプの数字だ。
配信先
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