ダークナイト・ライジング
原題: The Dark Knight Rises
2012 · 2時間44分 · ハリウッド · ★ 7.8 (24,279件)
- アクション
- 犯罪
- ドラマ
- スリラー
8年前、ゴッサム・シティの希望のためバットマンは町を去り、その正体であるブルース・ウェインは今も隠遁生活を送る。新たに作られたデント法のもと、平和になったゴッサム・シティだが、そこへ凶暴な悪党ベインとその一味が現われ大混乱となる。ベインは実は同じ師匠を持つ、ブルースの兄弟子だった。執事アルフレッドに去られ、ベインの陰謀で財産を失いながらも、ブルースは再びバットマンとなってベインに立ち向かう。
3 行で分かる
スポイラーなし。物語の入口、観賞体験、観終わったあと。
- 1 引退したバットマンの前に、革命家ベインがゴッサムを文字通り「占拠」しようと現れる。
- 2 街の崩壊と再生、ブルース・ウェインの内面の闘い、ノーラン三部作の総決算。
- 3 観終わったあと、英雄譚の終わりに立ち会った感覚と、シリーズの重みが胸に残る。
6軸スコア
この映画を観た観客の感情体験を6方向で分解。
なぜこのスコアか 余韻:ベインの「The fire rises」、フットボール場の爆破、ブルース最後の選択、ロビン。3部作完結編。
- レーダー凡例:
- 泣ける
- 怖い
- 笑える
- 頭を使う
- 没入度
- 余韻
※ prismflick 独自の 6 軸基準による評価です。観方や受け取り方は人によって異なります。 仕組みを見る →
観終わった感情
この映画を観た後に残る感情の手触り。
観終わったあと、英雄譚の終わりに立ち会った感覚が残る。三部作の重みが、ラストの静かな満足感に集約する。
深掘りレビュー
6軸スコアの根拠を、シーンの記憶ベースでもう一段深く。
どんな一本か
ダークナイトから 8 年後、傷を抱えて隠遁したブルース・ウェインの前に、ゴッサムを丸ごと人質に取る革命家ベインが現れる。2012 年、ノーラン三部作の完結編。164 分をかけて「都市の崩壊と英雄の再起」を真正面から描く、シリーズで最も物量の大きい一本だ。
没入度 4.5 の根拠
本作の見せ場は、ゴッサムが実際に「陥落する」ことだ。フットボール場がプレイ中に崩落し、橋が落とされ、株式取引所が占拠され、市街戦で警官隊が突撃する。ヒーロー映画でここまで都市の崩壊を物理的な実感で描いた作品は稀で、冬のゴッサムの閉塞感も含めて没入度 4.5。IMAX カメラで撮られた冒頭の飛行機ハイジャックから、画のスケールが一段違う。
泣ける 3.5・余韻 4.0 の中身
三部作の完結編としての感情の決算がここにある。アルフレッドが涙ながらに屋敷を去る場面、井戸の縄を捨てて跳ぶ「Rise」の場面、そしてカフェのラスト。バットマンという仮面を捨てて初めてブルース・ウェインが救われる、という着地への泣ける 3.5 だ。余韻 4.0 は、ロビンの名が明かされる引き継ぎの粋な余白と、三部作を通しで観た者だけが受け取れる満足感への数字である。ダークナイト単体の完成度には一歩譲る、という評価も込みの正直な数字だ。
合う気分・合わない気分
前 2 作を観た上で、長い物語の終わりを見届けたい夜に。164 分は体力が要るので、集中できる日を選ぶこと。単体で観ると前作の人物関係の重みが半減する。笑える 0.5、軽さはほぼない。
2〜3日後に残るもの
地下の囚人たちの「Rise」のチャント、爆弾を曳いて海へ向かうザ・バットの軌跡、そしてカフェで頷くアルフレッドの表情。英雄譚の幕の引き方として、この静かな結末は長く残る。
配信先
日本リージョンの配信状況(TMDB 経由・JustWatch 提供)。リンクは各サービスでの作品検索ページに遷移します。アフィリエイト広告を含みます。
- U-NEXT 見放題 検索 →
- Amazon Prime Video レンタル 検索 →
- Apple TV レンタル 検索 →
- Google Play Movies レンタル 検索 →
- FOD レンタル 検索 →
DVD・Blu-ray を探す: Amazon で検索 →
この映画と似た感情の作品
6 軸ベクトルのユークリッド距離が近い順に上位 5 件。合致度は 0〜100%。